seabook report 5
〜心〜
あなたにとって大切なモノは何ですか?
清掃員をほとんど無休で30年。ガタロさん、63歳、月給15万。
ガタロさんには清掃員以外にもう一つの顔がある。それは画家です。
長年共にした掃除道具の彼の絵はとても力強いです。
ガタロさんが大切にしている考えとは・・・
・やっぱり、ここで掃除屋になったことによって、まじまじとその道具を見てしまうんよね。
今も、もうこの雑巾絞って、ほどけてきてるわけですよ。呼吸しとるわけです。僕が描かんにゃ、誰も描かんじゃないですか。
やっぱりしんどいなーいうたときに、このモノが語りかけてくるいう、あれですね……。
・はじめは、トイレを汚して使う人たちに怒りをぶつけていた。
しかし、文句一つ言わず黙々と仕事をこなす掃除道具の姿が、ガタロさんの気持ちを変えた。
怒ったらダメですよ。
ある日、明るく「おはようざーす」って言ったんですよ。「元気? しっかり食べてる?」って、屈託無くやってたらね、不思議なんですよ……。
極端に汚す人、雪解けのように、じわーとなくなったと思いますよ。そこまで行くのに20年ぐらいかかったかね。
だから黙っててもやっぱり、自分が思うことは相手に映るいうことよね。
・自分より収入の少ないガタロさんとの結婚について奥さんは→
そりゃ一人で暮らしてたら、もっともっといい報酬はもらってましたけど、人間てそういうことも大事ですけど、そういうことだけでもないのも、結構多いですよね。
・ガタロさんの奥さん→
時々、子どもができてからも覗きに行ったことがあるんですけど、家でおるときよりも、いきいきとして仕事をしているんです。大五郎を押してですね。
(ガタロさんの掃除道具カートの愛称)
掃除の道具なんか描いているのが良いんですかね。モップとかバケツとか。
やっぱ自分の相棒とか分身とか、仲間ゆうのがあるんじゃないですかね。
ガタロさん→
ありがとうお母さん。
汚いところをきれいにする道具じゃろ。モデルだったら文句を言うわ。
掃除道具って何も言わないんだ。汚いところをきれいにして、そこにものすごいシンプルな形の存在してる、それが美しくないはずはない。
・30年間、誰からも注目されないものたちを描き続けてきた。
大五郎、出発です。ワシら、ほんとに下働きじゃけ、ひっそりとやってるというね。裏方ですよ。
そして、僕はここ全体がとにかくようなるように、心底思うてます。
表もあれば裏もある。
目に見えることだけが全てじゃない。
目に見えないからこそ、
それを大切にしないといけないのかもしれないですね。
〜体〜
腸内環境を整えよう。
健康の為に何かをとることを考えてる人は多いと思いますが
「出す」
ことを意識はしているでしょうか?
何かをとるということは
その分、外へ出さないといけません。
腸内環境を整える方法をご紹介。
・肉の多い食事を控える。
腸内の悪玉菌の大好物は、
肉などたんぱく質や脂肪を多く含む食品である。
便秘や下痢、肌荒れ、腸炎はもちろん、これらの物質が身体中に運ばれ、動脈硬化、高血圧などの病気の原因にもなる。
・食物繊維や発酵食品をとる
水溶性食物繊維を多く含む食べ物には?→
りんご、バナナなどの果物類、しいたけ、えのきだけなどのきのこ類、わかめ、こんぶなど
不溶性食物繊維を多く含む食べ物は?→
大豆、いんげん豆などの豆類、ブロッコリー、ごぼうなどの野菜類、さつまいも、さといもなどのいも類など
この2つをバランスよく食べましょう。
また、善玉菌を増やすには納豆、チーズ、ヨーグルト、漬物などの発酵食品を食べましょう。
・適度な運動をする。
運動不足になると、腹筋が弱まり、腸のぜん動運動が弱まって便秘になりやすくなる。
また、ストレスがたまると、自律神経のバランスが乱れ、腸の運動が悪くなって便秘が起こりやすくなるので軽い運動はおすすめです。
〜技〜
誰もが一度は使ったことがあるコミュニケーションアプリのLINE
なぜここまで成長しあなたの生活に欠かせない存在になったのか?
LINE社長から顧問を務めた
森川 亮さんの技をご紹介します。
「シンプルに考える」
著者 森川 亮
・ビジョンはいらない、モチベーションはあげない、イノベーションは目指さない。
→全て、森川さんが唱えた言葉です。
何でこの考えで成長するのでしょう?
・ビジネスの本質は、ユーザーが本当に求めているモノを提供し続けること→その為に働く仲間たちに最高の働く環境を作ることに集中した。
自分の感性で生きる
ライバルではなくユーザーだけを見る
覚悟を持って過去の成功を捨てる
・ビジネスは戦いではない
→ビジネスはどうしてもライバルを意識しがちです。
でも大切なのはユーザーを喜ばせること、その状態を生み出す環境に集中するべきである。
・人が全て
会社はどんな人が働いているかが全てである。
LINEは採用はとても慎重です。
「ユーザーのニーズに応える」こと以外にモチベーションを持つ人がいることを避ける為に大量採用をしない。
面接で見るポイントは、目をキラキラ輝かせてどんな仕事をしたいのか、自分をどう活かせるか。
本当に優秀な人が求めているのは地位でもお金でもなく魅力あるすごい人である。
そんな人がいれば自然に優秀な仲間は集まる。
・モチベーションは上げない
LINE株式会社には新人教育がない。研修もない。
やる気のある人は、必要と感じれば自発的に勉強をするのでその時に会社がサポートするという考えである。
社会人は研修や教育を受けるのが当たり前と思うがそれは受け身であるのでそれではいけない。
成長したいという想いの
「主体性」が誰にでもある。
その主体性を気づかせる方法は
自分には足りないと自覚することだ。
上司は部下のモチベーションをあげてはいけない。
部下は会社や上司にモチベーションをあげてもらうという意識はプロ失格である。
・シンプルであれ
組織の力を最大限に活かす為に、経営者にとって一番大切なことは伝える重要なことをシンプルにすること
LINE株式会社の戦略は
「どこよりも速く、最高のプロダクトを出す」という一点だけで現場のリーダーはこれを社員に何度も伝え続けた。
ほかにも、LINEにヒットの兆しが見えた時に→LINEで儲けなくていい、ユーザー拡大だけを考えるというメッセージに徹した。
もし、売り上げもユーザーも欲しいと伝えれば現場は混乱しただろう。
現場にユーザー拡大に全力投球してもらう為にあえて儲けなくていいと伝えその結果
無料電話、スタンプ、ゲーム、公式アカウントなどの新サービスを圧倒的なスピードで展開できたのである。
・差別化しない
ビジネスを展開すると他者に勝つ為に類似サービスの差別化をするのが当たり前である。
しかしLINEはサービス展開後にLINEの類似サービスを調べたが差別化をせず、スマートフォンを使うユーザーが一番求めていることは何なのかを考え抜いた。
そして、テキスト・メッセージ機能に注目しそれだけを磨き続けた。
ビジネスにとって非常識な考えばかりと思えば、なるほどなと考えさせられますね。
実は同じような考えの大企業があります。
何年もかけてサービスを構築し、長期間売り上げが上がらないことに株主は怒り狂います。
しかし株主の為にではなく私はユーザーの為にサービスの準備をしているとバッサリ伝えます。
勿論、株価は下がりますがそんなこと気にせず自分の理想のサービス追求の為に借金を重ねます。
そして、準備が整い怒涛の勢いでサービスを展開します。
途中で同じようなサービスも生まれますがライバルとの差別化は一切考えず、自分の理想のサービスを追求し続けました。
その会社の名前はaからzまでの幅広い品物が揃うと言われるAmazonです。
Amazonの理念
「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」
最近のAmazonファンへの怒涛のサービスはすごいですよね。
・年会費3900円
・対象商品の配送無料、日時指定
・タイムセール先行注文可能
・プライムビデオ
・プライムミュージック
100万曲聴き放題
ビデオとミュージックすごいですね。月にしたらたったの325円!
シンプルにする。
集中する。
継続する。
個人でもきっと同じですね。
〜情〜
・米20ドル紙幣に奴隷解放運動会の女性、黒人として初
米紙幣にアフリカ系の人物の肖像画が使われるのは初めて。また、女性の肖像画が使われるのは100年以上ぶりとなる。
素晴らしいですね。
・カナダ政府、2017年春に嗜好用のマリファナ合法化へ
カナダ政府は20日、成人用嗜好品としての大麻(マリフアナ)を合法にする法律を2017年春に導入する方針を示した。
マリファナと聞けば絶対にダメってイメージありますよね。
でも国によっては合法化が進んでます。国が全て正しいとは限らない。なぜそうなのか?を自分で考えてみよう。
・Facebookのネットタワーが世界を繋ぐ
Facebookは地上アンテナ、ドローン、衛生を使って途上国の通信環境を向上させるプロジェクトを発表
もしかしたら本当に地球の隅々まで友達になっちゃうかもね。
・若い世代にチープカシオが大ヒット
チープカシオと言われる低料金の時計が若い世代に大ヒットしています。
理由はレトロで可愛いから
そして、レコードも世界規模でヒットしています。
アナログからデジタルへ
そしてまたアナログがヒットする。
色んなモノのデジタル化は止まらないけれどアナログの魅力もありますね。
スマホ利用がどれだけ増えたかのデータですがメディアの利用データでは↓
TV見る人まだまだいるんだね。
・報道の自由度、日本は72位
国際NGO「問題がある」
日本は10年には11位だったが、年々順位を下げ、14年59位、15年は61位だった。「国境なき記者団」はかねて、取材の方法しだいで記者も処罰されかねない特定秘密法に疑問を呈してきた。
日々、当たり前にTVをつけ
流れるニュース
流れるCM
流れる番組
そして何気なく毎日見る
スマホの無料のニュースや広告・・・
自分が日々触れている情報があなたの当たり前や常識になってしまいます。
日本の報道について考えさせられる漫画が無料で読めます。
報道とは何かを考えさせられる精神科編は9巻からですが1巻〜13巻まで無料です。
医療とは?医者とは?
命とは?
自分の信念
人や家族との絆など深く考えさせられる漫画です。
そしてこの作品を二次利用フリーという出版業界を敵に回すようなことをした作者
いつもと違う人に会ってみよう
いつもと違う場所へ行ってみよう
いつもと違う書物を見てみよう
外の世界が見えてくるよ。