seabook report 29
全米プロフットボールの強豪サンフランシスコ・フォーティーナイナーズ元ヘッドコーチのビル・ウォルシュは変人だと思われていた。
理由は、試合前のゲームプランが常識外だったからだ。
たいていのコーチは試合の展開と相手の出方を見て、こちらの動きを決める。
しかし、彼は事前に詳細なプレー計画を立て、試合中はその計画通りに指示をする。
つまり、ウォルシュは相手の出方を見ない。
むしろ相手にこちらの出方を見せ、それに反応させる。
このコーチの指導を受けたチームはやがて勝利の快進撃をする。
多くの人は気づかないうちに周りの出来事に反応ばかりしている。
家族や同僚の出方に反応し、自分の身体の調子に一喜一憂する。
出勤中は車や電車の混み具合に反応し、職場につくとパソコンを立ち上げメールに反応する。
無茶を言う顧客に腹を立て、うるさい上司にイライラする。
昼休みにレストランに行くとウェイトレスの対応に反応する・・・
さてあなたはどうだろうか?
この習慣は毎日続く。放っておけば人生は反応してばかりなのだ!
人生がサッカーならあなたはキーパーだ。
飛んでくるボールを待つだけ、反応を待つだけ。
そろそろ違うポジションを経験しよう。フィールドを走り自らゴールを決めよう。
人生はただ反応をするか
それとも自分で創造するかだ。
もし、自分から動く人生ではなく反応ばかりする人生を選んだのなら何が起こっても文句を言ってはいけない。
「何も選ばない者は、選ばない選択をしたのである。」 ユダヤのことわざ
常に何かを選んでいるということに気づこう。そこからがスタートである。
みなさんはストレッチを今まで一度はしたことがあるんじゃないでしょうか?
ストレッチにはすごい効果があります。
・血行が良くなり、基礎代謝が上がることで消費カロリーが多くなるダイエット効果もある。
・疲れにくい体になる。
体が硬い人ほど疲れやすく、すぐ休みたくなってしまうそうです。
・身体が柔らかい=スポーツをしていてもあまり怪我をしない
・身体を動かして柔軟性を高めることは、心と身体をリラックスさせて緊張を解きほぐすだけでなく、心身の老化予防に効果があるといわれています。
ストレッチはシンプルに見えてすごく奥が深いですね。
次回に続く
「1分で解決 怒らない伝え方」
著者 戸田 久美
・怒りとは
怒りとは人間の自然の感情であり、うれしい、楽しい、悲しいなどと同じ感情である。
しかし、怒りは他の感情に比べ強いエネルギーを持っているため、怒りに振り回されてしまうことが多い。
怒りの前に「こうしてほしい」という一次感情があり、怒りそのものは二次感情と言える。
怒りを持つと怒りの感情だけが表に出てしまう為、相手に本来理解してもらいたい一次感情を理解されないことが多い。
・怒りの原因
1、怒りは感じてもいい
2、怒ってもかまわない
3、怒りは悪い感情ではない
大切なのは怒ることと、怒る必要のないこに分けることである。
怒りの原因となるのはその人の「ゆずれない価値観」=「〜であるべき」と思うことであり、自分の期待や理想が裏切られた時やその通りにならなかった時に生まれる感情である。
だが、自分にとっての当たり前と相手にとっての当たり前は違う。
例えば玄関では靴を脱いだら揃えるべき、メールは24時間以内に帰すべきなどは自分にとってだけの「べき」で相手にとってはそうでないかもしれない。
時間は守るべき、挨拶は守るべき、などの多くの人が抱く「当たり前のべき」もあるが「べき」は人それぞれ「程度」が違うことも理解するべきだ。
・境界線
怒る、怒らない境界線を自分で決めておこう。
その際に心がけることは、境界線を広げる努力をすることだ。
自分の「べき」の許容範囲が狭いとイライラすることが多いだろう。
他の人のそれぞれある「べき」を確かめ次に自分の「べき」が相手に伝わっているかどうか振り返ってみよう。
お互いの「べき」を知ることでイライラすることはかなり軽減することだろう。
自分のこうあるべきだ→相手はどういう「べき」の価値観か?を知ろう。
・感情をうまく伝える5つの法則
感情をうまく伝えられない人の多くは怒りを人や何かのせいにする、嫌われたらどうしようと心配しすぎてしまい、怒りや感情を溜め込みてねしまい突然爆発させてしまう特徴がある。
一方、感情をうまく伝えられる人には5つの法則がある。
1、イラっとするが別に伝えなくていいというOKの境界線と、これは伝えようというNGの境界線がわかっていること
2、自分の気持ちを表現する言葉をたくさん持ち、誤解なく相手に伝えることができる
3、自分の感情取り扱い説明書を持っている。感情を客観的に観察できる。
4、相手が怒りをぶつけてきても、ときには聞き流すことができる。これができるの相手の感情に振り回されなくなる
5、自分にとっての当たり前は、相手にとって当たり前ではないことを知っている。自分の主張が正しいという思い込みをなくせば自然と相手も話を聞いてくれる
・怒りをコントロールしよう
自分の怒りに振り回されなくするには・・・
怒りを感じた時に今の怒りは10点満点で何点だろう?と考えてみる。客観的になるので多少怒りを抑えられる。
ストップ!
怒りで思考が停止しないよう心の中でストップ!と問いかけてみる。
離れる
怒りはその場を離れると薄れることがある。そして深呼吸してみよう。
運動する
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動はリラックス効果がある。
イライラが解消されない時は軽い運動をしてみよう。
最後に・・・
怒りは悪いわけではない。
怒ったら嫌われるわけではない。
この2つを意識するだけでだいぶ肩の荷がおりますね。
日々のイライラをなくせば周りから話しかけやすい雰囲気が出来上がります。
そうなれば伝えたいことが伝わりやすくなると思います。
日々のイライラを笑顔に変えましょう(^ ^)
・米オーガニック市場が約4兆円に成長、今後も拡大か
オーガニックトレード協会(OTA)は先月15日、アメリカ国内のオーガニック市場が昨年、433億ドルに達したことを発表した。2015年オーガニック業界調査レポートによると、食品や非食品などオーガニック市場全体が2014年から2015年にかけて11%と高い伸びとなった。食品全体は3%の伸びにとどまったが、オーガニック食品は397億ドル(約4兆円)と11%の成長率となった。これにより、食品市場に占めるオーガニック食品の割合が2015年、5%近くとなっている。オーガニック市場で最大のカテゴリーとなるのは青果物。2015年の売上は144億ドルで前年比10.6%増加した。新鮮なオーガニック野菜や果物の需要は堅調に伸びており、現在、米国で販売される青果物の約13%がオーガニックとなっている。
アメリカは肥満のイメージがありますが健康思考の人はかなり気を使っています。
日本でも機能食品表示ができたので健康思考は増えていきそうですね。
・ノルウェーガソリン車廃止へ
ノルウェーは今後10年で、ガソリン車、そしてディーゼル車の販売を「完全に禁止」する準備を整えている。
ノルウェーの新聞「Dagens Naeringsliv」によると、2025年までにグリーン・エネルギーを利用した自動車にすべて切り替える方針を、与野党間で合意した。
この非常に野心的な目標を掲げたことで、世界有数の石油輸出国ノルウェーは、再生可能エネルギーを促進する世界的な先駆者となることを目指す。
国策として真剣に環境問題に取り組むのはこれだけではない。5月、ノルウェーは森林伐採を全くしない初めての国になると正式発表した。
国内ではすでに24%が電気自動車ということを考慮しても、100%という目標はとてつもなく野心的である。
国内約3割が電気自動車ってすごいですね。
日本経済を支える中小企業が「消滅」の危機を迎えるかもしれない。経営者の中心年齢は2015年に66歳となり、この20年で19歳上がった。円滑な事業承継や若者の起業が進まなければ30年には80歳前後に達し、いまの男性の平均寿命とほぼ並ぶ。早く手を打たないと厳しい未来が現実になってしまう。
・熱湯を入れて発電する、斬新過ぎる水筒が登場!
中国では、熱湯を入れるとUSB機器に給電できるという画期的な水筒が販売されている。水筒は中国人の必携アイテムだけに、爆発的なヒットの予感がしないでもない……。
中国最大の卸売市場として知られる義烏(イーウー)の調理器具フロアで、お湯を入れるだけでUSB機器に給電できるという水筒を発見した。もちろん「世界初」のキャッチフレーズ付きだ。
水筒は、特に中高年の中国人にとっては、外出時の必携アイテム。安心して飲める水質にすべく一度沸騰させ、熱湯に茶葉を入れて持ち歩く。中国人の多くは、冷たい飲み物は体に悪いと信じているので市販の清涼飲料などは飲まず、ひたすら熱いお茶を飲むのだ。
トヨタ自動車は4日、通信回線を使ってネットに常時接続し、さまざまな情報を運転手が受け取れる「つながるクルマ」を増やすと発表した。今はレクサス車など高級車に限られている専用機器の搭載を、大衆車にも広げていく。2017年から米国で発売する新型車への搭載を増やし、その後、日本などでも進める方針だ。