seabook report 22
〜心〜
一つのことに集中する。
本気で1点に集中をする。
あなたの普段の過ごし方を思い出してみてほしい。
今日の1日を思い返してほしい。
たった1つの事に集中した時間はどれほどあっただろうか?
人は集中しているつもりでも次々に思考しているものだ。
なので不安やイライラしたりする。
1993年のスーパーボウルのハーフタイムである監督は選手たちにこう言った。
「この部屋に材木を1本置いたら、誰でもその上を歩くことができる。
歩くことだけに意識を集中できるからだ。
同じ木材を、10階建てのビルとビルの間に渡すと、誰も歩けない。
それは、落ちることに意識を集中してしまうからだ
集中力がすべてだ。
より集中したチームが、今日の試合に勝つ。」
そしてチームは勝った。
人が集中力を失うのは、たくさんの不安を抱えているからだ。
欲しいものを手に入れるためには、欲しいものに集中しなければならない。
不安に集中すれば不安が手に入る。
最高の自分になる・・・
集中すれば、それがあなたの姿になる。
〜体〜
1分間でも効果がある
カナダ・マックマスター大学の研究によれば、1分間集中して運動した場合、45分間ゆるやかに長く運動を続けたときと同じ結果が得られた。
「激しい運動」群は、エクササイズバイクを20秒間全力でこぐ「オールアウト」を3回。さらに2分間ウォームアップ、3分間クールダウン、合間には回復のために2分間軽く自転車をこいだ。
「中等度の運動」群は、適度なペースで45分間自転車をこぎ続け、同じウォームアップとクールダウンを行った。
結果からは、1日1分の激しい運動をエクササイズに組み込むことで、トレーニング時間を5分の1に短縮しても同じ効果が得られるということが浮き彫りになっている。
・片足立ち
この方法、 “たった1分で50分のウォーキングと同じだけの効果がある”と言われている画期的な運動法。
地面から5~10センチメートル程度、右足をあげ、1分間片足立ちをします。このとき呼吸を止めないようにするのがポイント
・リラックス
「1分仮眠法」が話題になっていますが、たとえ1分間であっても脳は休息できる。
「1分仮眠法」のコツは眠くなる前に“先取り”して、仮眠をとること。眠気が溜まりきる前に休むことで、早く回復できる。
さらにこの1分間の効果を高めるなら、閉じたまぶたに両法の手のひら(指先ではなく腹の部分)を軽くあてがってあげるとより効果的。
・マッサージ
日本発ですが、アメリカで広まりました。例えば指を1分間握るだけで状態が良くなるという、シンプルな治療が受けたのかも
それぞれの指に効果があるので、自分の症状に合わせてマッサージすると良さそうです!
〜技〜
これからの未来はどうなるのかシリーズその3
「平均寿命105歳の世界がやってくる」 著者 アレックス・ザヴロンコフ
世界中で寿命に関する研究が進んでいます。
・長寿の時代
古代ギリシャ時代から西暦1900年ごろまでの2400年間、平均寿命を抑えていたのは主に伝染病が原因だった。
しかし、ワクチンやペニシリンの発明により伝染病は20世紀の終わりにはほぼ克服された。
さらに、外科技術やガン治療の進歩により人は長く生きられるようになった。
しかし、高齢者は別の病気を併発する。そのために医療費がかさむ。
子どもが家で親の面倒を見るライフスタイルも崩壊しつつあり、老人ホームやホームヘルパーが必要になる。
保障を使えば国に負担もかかる。
・苦しむ先進国
高齢化は先進国で起こっており、老人人口が想定外に増えコストも膨らむことを予想できなかった。
いまや、高齢化による財政支出は国を圧迫するほど増えており財源の確保が追いついていない。
新しい仕組みを作る必要があるが現状は税金を増やすだけである。
・老化を遅らせる、止める、若返る
もし、老化による体の損傷が回復され、勤務年数を伸ばすことができれば財政負担を大幅に軽減できる。
老化の原因とは何か、様々な原因があるが遺伝子の影響が大きい。
加齢に伴い、DNAに損傷が増えることが老化を進める現象もある。
遺伝子研究により様々な老化の原因がわかりつつある。
・再生医療
遺伝子から老化の原因をつかむ以外に再生医療に注目すべきだ。
再生医療が発展すれば老化を防ぐ一つの方法となる。
今後のテーマは人工臓器、免疫システムの強化、タンパク質分解(オートファジー)による老化細胞の破壊と若い細胞への入れ替え促進などだ。
・老後の生活価値観を変えよう
今後、医療が発達し人の平均寿命はどんどん伸びるだろう。
今までの退職後の生活のイメージでは生きていけなくなるだろう。
老後はのんびり暮らすではなく新しい老後の生き方を考えなければいけない時代になっているのだ。
誰もがやってくる老後の人生
老後の資金面、健康面、そして新しいライフスタイルを考えよう。
〜情〜
・Apple復活か!?
米著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウエィは。16日、アップル株に10億ドル以上を、第1・四半期に投資していたことを明らかにした。しかし、バフェット氏といえば、長らくハイテク株への投資には消極的。。なぜ、今回、バークシャーは、大型ハイテク株であるアップル株への投資に踏み切ったのか。
あの投資の神様ウォーレンバフェットがAppleに投資!これはもしかして・・・
・革命がやってくる
!皆さんの生活や人生に関わることなので少し長めです!
「第4次産業革命」──このビッグワードに対する注目度が、2015年に入ってから急上昇している。
安倍晋三首相は、「第4次産業革命」をアベノミクスの新たな目玉に設定。第4次産業革命の実現により、2020年までに30兆円の市場を創出する目標を掲げている。同様に財界でも、製造業などを中心に、「第4次産業革命」を成長戦略の柱に据える企業が増えている。
この「第4次産業革命」とは何を意味するのか。
端的に言えば、IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、ロボットという3つの新技術をドライバーとした、産業全体の構造変化のことを指す。
そうしたIoTの普及は、新しいビジネスを生み出す。
こうした第4次産業革命の流れに、これまで日本は乗り遅れていた。「インダストリー4.0」を掲げるドイツ、「インダストリアルインターネット」を掲げるアメリカの後塵を拝してきた。
日立製作所も、5月に発表した中期計画において、「IoT時代のイノベーションパートナーになる」(東原敏明社長)と宣言。ハード・ソフトの両面から社会インフラの革新を行う「社会イノベーション事業」を成長戦略の柱に置いた。
「これからモノが復権する。ハード技術とソフトを両方わかっていないといけないので、そこに日本のチャンスがある。しかし逆にいうと、この分野でもやられてしまうと、日本は全部やられてしまう」(冨山氏)。
第4次産業革命が変えるのは、企業の経営だけではない。会社の人事の在り方、個人の働き方、キャリア形成さえも変えていく。
冨山氏は「40、50代のおじさんの半分ぐらいのクビを切っても会社は全然困らない。こうしたおじさんの仕事は、100%AIに置き換えられる」と話す。
第4次産業革命による変化は、個人にとっても、大チャンスであり、大ピンチであると言える。
〜技〜 でもありましたがこれから働き方や会社、仕事の価値観も大きく変わります。ルールが変わります。
自分がどうするべきか考えなければいけませんね。
・日本とヨーロッパ
どうしてヨーロッパ先進国は日本より働かないのに経済が成り立つのか?
世界中を旅する高城剛さんがこう答えています。
スペインに引っ越した当時、もっとも驚いたことは、朝出社すると皆でカフェに行って朝食をとることや、「午後一」が16:30であること、そして最低夏休みが一ヶ月と、労働時間が驚くほど短いことでした。
その理由は明らかで、誰もが「働くために生まれてきたのではないから」と言い切ります。
一方、日本人に尋ねると「経済が成り立つわけがない」、「鵜呑みにしてはいけない」と答えます。
しかし、ご存知のようにスペインは国家として成立しており、その上一人当たりの生産性は日本より高く、今年の成長率は日本よりも高いのです。
さて、この違いはどこにあるのでしょうか?
僕の答えは、スペインでは(というより、世界のほとんどの国では)、個人が個人の幸せを追及しているのに対し、日本は個人より和を大切にし、個を犠牲にしているからだと思います。
その和を重んじるために、責任転嫁や必要以上の会議や人間関係に時間を使い、結果生産性が削がれます。
最近も異常に高額なスタジアム建設費やスポーツイベント開催費が取り上げられましたが、和を結ぶ接着剤(実はコンクリのこと)に、多くが使われていることも顕著です。
その和を維持することを、自著に何度も書いたように「日本式システム」と僕は呼んでいます。
日本は生産性の向上より、日本式システムに刃向かう人を根絶することが目標ですので、経済は二の次=「経済は成り立たない」のです。
それゆえ、永遠に増税となるでしょう、消費税だけでなく。
・お母さんありがとう
子ども支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は5月7日、「母の日レポート2013 (State of the World’s Mothers 2013)」を発刊。176カ国を対象に、お母さんにやさしい国をランク付けした「母親指標 (Mother’s Index)」を発表した。
今年で14回目となる同レポートは、「妊産婦死亡の生涯リスク」「5歳未満児の死亡率」「公教育の在籍年数」「国民1人当たりの所得」「女性議員の割合」を、総合的に勘案しランキングにしている。
「お母さんにやさしい国」1位はフィンランド、2位はスウェーデン、3位はノルウェー、4位はアイスランド、5位はオランダだった。日本は昨年から順位を1つ下げ31位だったが、査定項目のうち「女性議員の割合」以外ではトップの北欧諸国とは大差がなく、保険・栄養、教育、経済面では世界の中でも上位にランクインしている。
思ったより日本はお母さんに優しくないみたいですね。
今月は母の日がありました。
お母さんに何をしましたか?
お母さんに会いましたか?
国が優しくなくても自分が優しくすればいい。
遅れても大丈夫。
伝えよう。
お母さんいつもありがとう。